最近のこと
自分のページを見て,半年近く(去年末以来)ダイアリーを書いていないことに気付いてびっくりした.
なぜここまで書かなくなったんだろうと思って考えてみるといくつかの理由が思い当たった.
まず,今年最初に始めた"出来事や考えなどをテキストファイルに1日1ファイル単位でまとめていく"という記録活動が習慣化していて,
そのせいでdiaryを書こうという気持ちが弱くなっていたのかも.
$ wc -l ~/diary/2011/*/* | tail -1
5321 total
空行もあるけど,1日30行程度書いているらしい
もう1つの理由は,ちょっとした技術ノウハウをよく書いていたけれども何か不毛感というか重箱の隅つっつき感があり,
そんな記事ばかり書くのはどうなのか,と思い始めていたこと.
情報の価値は受け取り手が決めることだろうと思いつつ,一度その思いが浮かんでからはわざわざダイアリーに残そうという気にならなくなってきた.
しかし生駒日記のmamorukさんも"自分も過去は OS をインストールしたとか、ソフトウェアの設定ではまったとかばかり書いていた"とのことで,それはそれで通過点として(?)悪くはないのかもしれない.
最近やっていること
卒業研究
Androidの中身(Dalvik VM),メモリ管理まわりに手を加えていろいろやっている.
Dalvik VMのメモリ管理(dlmallocやGC)については一度まとめたいなと思っているけれどもいつになることやら…
GC本(下の本)で説明された時からバージョンアップ(Froyo->Gingerbread)した今のDalvik VMでは
- precise GCができるようになっていたり
- レジスタマップを作る
- concurrent GCになっていたり
- card tableを使ったmostly-concurrent M&S
- Copy GCのコードが入ってたり
- 入ってるだけ,使われてはいない&動かすこともできないけど…
- オブジェクトを動かしたいんだろうなというのが伝わってくる
と面白い変更がいくつかあるのでまとめたい(と書いておけばまとめるはず).
GC本にはGCの基礎を学ぶ際にとてもお世話になりました.
- 作者: 中村成洋,相川光,竹内郁雄
- 出版社/メーカー: 秀和システム
- 発売日: 2010/03/18
- メディア: 単行本
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webサービス開発
隙間時間を見付けつつ,友人と一緒に開発を進めていっている.(コードはほぼ全部僕が書いているけれど)
webサービスを自分で0から作るのは初めてなので,アルバイトでの機能開発とは違った楽しさがある.
アイディアとしては同じサービスが既にあるけれども,その分野にはGoogleやTwitterのような巨人はまだおらず,
また自分の中で何度検証しても「これはいける」「必要とされるはず」と思える物なので満足のいくレベルまで作り込みたい.
輪講
Certified Programming with Dependent Typesというのを読んでいる.なかなか難しい.
Coqを理解していないことによる難しさと,論理学に明るくないことによる難しさがあるのかな…
論理学の教科書を引っ張り出して思い出しつつ進めている.
昔使ってた教科書を今改めて読んでみると,以前は知識を暗記し表面的に理解していただけで体系的な理解はできていなかったということがわかる.悲しい.
という感じの最近.これからも適当に日記を書いていこう.