yaotti's diary

Software is Eating the World

SVC3日目(カンファレンス当日)

カンファレンス

ある程度メモしてあるので,カンファレンス内容については後日まとめる.
洗脳されました.
keywords: JTPA SVC 洗脳

カンファレンスに関して追記

以下はログではなく,自分の感じたこと/自分に生かせることを書く.

講演1:梅田望夫

「自分の力と時代の力」講演録(JTPAシリコンバレー・カンファレンス2009年3月21日) - My Life Between Silicon Valley and Japanに講演録.

  • イメージが行動の動機付けになる

今もCaliforniaの青空や,Stanfordの芝生が頭に残っている.このイメージを忘れないようにしたい.
「将来こうありたいから」「こういうことを成し遂げたいから」なんて大層な目標ではなく,「あの快適な場所にいたいから」みたいな動機でもいいよね.

  • 時代の力を意識しなければならない

道具の話とも繋がるけど,今はネットで情報を集めることも離れた人とコンタクトを取ることも簡単にできる.
今回の旅を通してネットの力を,そして逆に対面して話すこと,身をもって体験することの重要さを感じた.

  • 単身乗り込むのではなく会社を使って行く,というパスもある

大学の交換留学とか.利用できる物は利用しよう.

  • iTunes Uなどのオープンコースがあるといっても,勉強は強制力が必要.

自分が身を置く環境について考える.慣性で生きない(今は完全に慣性のまま動いているけど).
ここでいいの?

講演2:大澤弘治
  • チャンスだと思ったら,逃さないようにする

チャンスなのかどうかの判断は難しいよなぁ.ぼーっとしていると逃してしまう.

  • だらだら現状に甘んじていると死ぬ.一時的に悪くなっても変えなければならない.

甘んじないように..

  • 成功は失敗のmanagementの積み重ね

失敗を繰り返すだけではだめだよね.レビューが必要(だけどそれをサボりがち…).

講演3:金島秀人
  • 自分を可能な限りトップのレベルに置くと見え方が違う.環境大切.

ううむ…

  • 世界で通用する人材となるために
    • イノベーションとビジネス化であれば,最終学歴を米国で取得しシリコンバレーで就職する
    • 海外で生活する時期を体験し,日本を外からも観察できる視点を持つ
    • 自分の強みを磨き,経歴を行かし,さらに発展させる
    • 自分の仕事が明確で,自分を鍛え,かつ*成果が見えやすい*小組織で働く
    • 様々な異なるスキルを有する人とのコネクションを積極的に広げる
    • 人生の良きパートナーをえる

まずは留学か.

  • 日本で3番,世界で10番以内なら1つの分野の専門といえる
  • Masterレベルで専門と言える.
  • Master*2かPh.Dか.(CSはMasterでよいと言われる)

CSでMasterを.

パネル1:アメリカに来てノーベル賞を取れ!

今すぐに生かせそうなお話は無かったが,行きたいモチベーションは上げられた.
"日本ではプログラムでは予算が取れない"というのが意外だった.日本で研究をしたことがある人には当然らしいけど.

パネル2:シリコンバレーで起業しよう!

日本に比べるとやはり起業のための環境が整っている.
VCの行動方針なり,人材流動性の高さなり.

パネル3:渡米を決意した理由

"閉塞感"が大きいらしい.よくわからないなぁ.大企業で長期インターンすれば感じられるだろうか.
テーマからは離れるが,日本人の生産性が低い原因などが印象的だった.

パネル4:Yes we can (learn to speak English)
  • ひたすら接して外人慣れをするのは重要
  • 単語のアクセントはつけすぎない,文のアクセントに気をつかう
  • すぐ文章を作れるように(IRC)
  • 繰り返し口に出して,発音を綺麗にする

まずはReading/Writingだな.

パネル5:転職して給料2倍
  • フルタイムで働く人には残業代なし,あらかじめ年収が確定されていて働いた時間は関係ない

これには驚いた.全ての会社がそうかはわからないけど,本当に成果管理なんだなあ.

パネル6:プログラマ35歳定年説を破壊する
  • 勘違いパワー大切

得意分野

  • 日本で通用するプログラマなら,こっちでもプログラムの力は通用する.しかし日本から来る人はコミュニケーション力が足りないことが多い.若い時からコミュニケーション力を磨くべき.

これは語学だけではないよな.
自分の意志を伝える能力,相手の言うことを理解する能力を上げるには会話はもちろん,積極的なアウトプットが必要だ.

  • 凄い人はいる,上は際限無い
講演4:渡辺千賀,海部美知
  • 怖い=知らない,ということが多い.まずは知ること.1個1個の変化は小さいので調べる.

なんとなく嫌だ,怖いと思った時に,とことん調べてやるとたいしたことないとわかったりする.

  • 3年以上先のことを心配するのは地震が来るのを心配するのと同じ.

言い換えれば「3年くらい先まではちゃんと考えて行動しろ」ということだろうか.
しかし「学生の3年と社会人の3年は違うんじゃないか」とid:syou6162も言ってたし,今は1年2年で良いか.

  • まず,自分は何を持っているかを確認することから.

現状把握を怠りがち.

  • 毎日を昨日よりも良い1日にする

良い方針.

全体を通して

留学しなければ!SiliconValleyで働くなら,学生のうちに留学するのが一番簡単な道だ.
失なう物が無いのに怖がって守りに入るなんて面白くない.
このカンファレンスで聞いたようなことを文章として読むことはあるかもしれないけれど,それでも生身の人から聞くのとは全然違うなあ.
いつかあの壇上で話す側にまわりたいな,と思った.
このカンファレンスにて受けた影響は,総括してまた別でまとめ中.

懇親会

こういう,わしゃーと人がいる所で話すのは苦手なので克服せねばならない.
初対面でも少人数ならどうということはないのだけれども,このような場はなかなか慣れないなぁ.
慣れるためには多かれ少なかれ努力しないといけない.今後の課題としましょう.