yaotti's diary

Software is Eating the World

卒論発表会

計算機科学コースの卒論発表会に行き,12人くらいの発表を見てきた.
そのとき感じたことを,短いけれどもまとめておく.

その研究の意味は何?それは○○大学生が卒研でやることなの?

卒研はアプリケーション作成ではない

人力/主観で有用性を判定してはならない

例えば新しい検索アルゴリズムを考えたとして,得られたデータが良いか悪いかの判断(基準)は慎重に行わなければならない.
「僕が/私が良いと思いました」は信頼性が低いので,できる限り数値で示す.

局所最適解になっていないか?/汎用性の有無を自分で認識しているか?

「サンプル数が少ないためにうまくいっている」わけではないことを示す.
汎用性が有ることを示さず,あたかも汎用性があるかのように言ってはならない.
これは突っ込まれると痛い.


全体を通して,「卒論ってこの(ry」「事前に思ってたぐらいのレベルかな」というところ.
(自分の時はできなくて泣いているだろうけど)
しかし結果を出すというのは難しいのだろうなぁ.